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長い入院生活の中で美容を楽しむための考え方と、病院で受けるときに確認したいこと、面会のときにご家族ができる小さなケアが分かります。
「入院が長くなって、鏡を見るのがつらくなった」「病室で過ごす毎日に、何か楽しみがあれば」。入院中のご本人やご家族が、そんなふうに感じたことはありませんか。
私自身、我が子との長期の付き添い入院を経験しました。病院の中で過ごす毎日は、どうしても単調になりがちで、気持ちが張りつめることもあります。だからこそ、入院中にも、ほっとできる時間があってほしいと思っています。
入院中でも受けられる美容
- ハンドトリートメント:乾燥しがちな手を、やさしく整えます
- ネイル:病院のルールに合わせて、できる範囲で
- メイクサポート・フェイシャルケア:面会の日や、写真を撮りたい日に。メイクは、お好きな色を一緒に選び、ご自身で楽しんでいただけるようサポートします
ベッドの上で、寝たままの姿勢でも受けていただけます。
病院で受けるときに大切なこと
病院のルールと医療スタッフとの確認
病院には、それぞれ訪問や持ち込みについてのルールがあります。事前に病院のルールを確認し、必要に応じて医療スタッフの方と相談してから伺います。ネイルについては、治療や検査の都合で控えたほうがよい場合もあります。
体の状態を最優先に
治療中は、日によって体調が大きく変わることもあります。その日の様子を見て、内容を変えたり、短くしたり、お休みにしたりします。
短い時間で、いつでも中断できる
少しの時間でも、気持ちが切りかわることがあります。途中でお疲れになったら、そこでおしまいにして大丈夫です。
美容の時間に生まれるもの
爪に色がつくと、点滴や検査の合間にも、ふと手元を見る楽しみができます。「次はどの色にしようか」と、先のことを話すきっかけになることもあります。
美容は、治療ではありません。それでも、「自分らしさ」を少し取り戻せる時間になればと考えています。
面会のときに、ご家族ができる小さな美容
訪問の美容を頼むほどではないけれど、何かしてあげたい。そんなときは、病院のルールの範囲で、こんなことから始めてみてはいかがでしょうか。
- ハンドクリームを手にとって、ご本人の手をやさしく包むようになじませる
- リップクリームを塗って、口元のかさつきを整える
- 髪をとかして、「さっぱりしたね」と声をかける
- 手鏡を持っていき、一緒に顔を見ながらお話をする
香りのあるものや、肌に使うものを持ち込むときは、念のため看護師さんなどに確認しておくと安心です。特別なことをしなくても、触れて、声をかける時間が、ご本人にとってうれしいひとときになることがあります。
付き添いのご家族にも
付き添いをしているご家族も、自分のことは後回しになりがちです。私もそうでした。ご希望があれば、付き添いのご家族へのハンドトリートメントなども行っています。
入院中の方への美容については「届けたい美容(入院中の方へ)」をご覧ください。