介護施設のレクリエーションがマンネリ化したときのアイデア

この記事でわかること

明日から使える回想の問いかけやクイズの例、美容レクの取り入れ方など、いつものレクリエーションに変化をつけるコツが分かります。

「毎回同じレクになってしまう」「利用者さんの反応がいまひとつで、次に何をすればいいか分からない」。レクリエーションの担当になると、そんなふうに悩むことはありませんか。私もデイサービスで働いていたころ、同じように頭を抱えていました。ここでは、すぐに試せるアイデアをご紹介します。

アイデア1:「回想」につながる問いかけ

昔のことを思い出して話す時間は、会話が広がりやすいレクリエーションです。たとえば、こんな問いかけがあります。

  • 「子どものころ、どんな遊びをしていましたか?」
  • 「若いころ、お出かけのときはどんな服を着ていましたか?」
  • 「お正月には、どんなごちそうを食べていましたか?」
  • 「はじめて買ってもらった化粧品を覚えていますか?」

答えやすいように、写真や実物を用意すると、話がはずみやすくなります。思い出したくないこともあるので、無理に聞き出さないようにしましょう。

アイデア2:季節や昔の遊びのクイズ

簡単なクイズは、みんなで楽しみやすいレクリエーションです。

  • 季節の言葉:「『七夕』に飾るものといえば?」「秋の七草を言えるだけ言ってみましょう」
  • 昔の遊び:「お手玉、めんこ、ビー玉。では、女の子がよくしていた、ゴムを使う遊びは?」
  • ことわざ:「『猿も木から……』続きは?」

正解を当てることより、答えをきっかけに話が広がることを大切にすると、盛り上がりやすくなります。

アイデア3:美容レクリエーションを取り入れる

いつもと違う雰囲気をつくりたいときは、美容のレクリエーションもおすすめです。

  • ハンドケア:隣の方と手を取り合って、ハンドクリームをなじませる
  • ネイルの色選び:色見本を並べて、好きな色を選ぶ
  • お化粧教室:口紅の色や、眉の描き方をみんなで

座ったままでも参加しやすく、見ているだけでも楽しめます。

アイデア4:いつものレクに「ひと工夫」

  • 同じクイズでも、チーム対抗にしてみる
  • 回想の話題と、美容をつなげてみる(「昔の口紅の色」の話から、ネイルの色選びへ など)
  • 進行役を、ときどき外部の人に頼んでみる

マンネリを防ぐための小さな習慣

  • 利用者さんの「好き」をメモしておく:会話の中で出てきた好きな歌、昔の仕事、得意なことを書きとめておくと、次のレクの題材になります。
  • 季節の行事カレンダーをつくる:月ごとの行事や旬の食べものを一覧にしておくと、クイズや問いかけを考えやすくなります。
  • 反応がよかったレクを記録する:「どんな内容で、誰が楽しそうだったか」を残しておくと、アレンジしやすくなります。

毎回まったく新しいことをしなくても、いつものレクに少し変化をつけるだけで十分です。

外部のレクリエーションも、選択肢に

職員の方だけでレクを考え続けるのは、大変なことです。YUMIIRO PALETTEでは、美容レクリエーションや、脳トレプリントを使ったレクリエーションの進行も行っています。職員の方が少しひと息つける時間にもなればと思います。

美容レクリエーションは「サービス・施術メニュー」、脳トレレクは「施設・医療福祉関係者の方へ」をご覧ください。

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