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香りや触感など感覚への配慮、見通しの伝え方、分かりやすい手順づくりなど、特性に合わせたメイクサポートの進め方が分かります。
「メイクに興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない」「化粧品のにおいや、肌に触れる感じが苦手」。そんなふうに感じて、メイクから遠ざかっている方はいませんか。
YUMIIRO PALETTEでは、発達障がいのある方へのメイクサポートを行っています。目指しているのは、ご本人が、ご自身で楽しめるようになることです。
一人ひとり、得意なことも苦手なことも違います
発達障がいのある方といっても、特性は人によってさまざまです。細かい手順を覚えるのが得意な方もいれば、たくさんの情報を一度に聞くと混乱しやすい方もいます。「この障がいだからこう」と決めつけず、ご本人のお話を伺いながら進め方を考えます。
感覚への配慮
感覚の感じ方に敏感さ(感覚過敏)がある方もいらっしゃいます。事前に、苦手なことを教えていただけると安心です。
- 香り:香りの少ないもの、香りのないものを選びます
- 触感:ブラシ、スポンジ、指など、心地よく感じる道具を一緒に探します
- 音:周りの音が気になる場合は、落ち着ける場所や環境を相談します
- 時間:長く座っているのが大変な方は、短い時間から始めます
見通しを伝える
「これから何をするのか」「どれくらいで終わるのか」が分かると、安心して取り組める方が多いと感じています。最初に全体の流れをお伝えし、今どこまで進んだかも言葉で伝えながら進めます。
たとえば、はじめにこんなふうにお伝えします。
- 「今日は、①保湿、②リップ、③チークの3つをします」
- 「全部で30分くらいです。途中で休みたくなったら、いつでも言ってくださいね」
- 「いま2つ目が終わりました。あとひとつです」
触れる前には「今からほほにブラシが触れます」と声をかけます。急に触れられることが苦手な方もいらっしゃるので、触れる前のひと声を大切にしています。
手順を分かりやすく
- 手順は少なく、シンプルにします
- ひとつの工程が終わってから、次の説明をします
- 必要に応じて、順番を書いたメモや写真を使います
- 使う化粧品は、使う順に並べておきます
ご本人の意思とペースを大切に
やってみたいメイク、やりたくないこと、どこまで自分でしたいか。決めるのはご本人です。「今日はここまで」で終わっても大丈夫です。できたことを一緒に喜びながら、無理のない方法で続けていけたらと考えています。
メイクは、お出かけのとき、写真を撮るとき、気分を変えたいときなど、暮らしのいろいろな場面で楽しめます。「自分でできた」という経験が、ご本人にとって小さな自信のきっかけになればうれしいです。
ご家族・支援者の方へ
ご家族や支援者の方が一緒に参加していただくと、ご自宅での練習もしやすくなります。障がい者施設などで、グループでの教室としてご相談いただくこともできます。
メイクサポートについては「サービス・施術メニュー(メイクサポート)」をご覧ください。